周縁の距離 / Distance of the Rim
Dates|Mar. 7-9, 2025
3/7 Fri. 12:00-19:00
3/8 Sat. 12:00-19:00
3/9 Sun. 12:00-17:00
Venue|BUoY
Direction|Eunoia, Pause One
Entrance Fee|無料
Contact|info.nar2025@gmail.com
Artist
Asako Deguchi / Claire Fujita / CONVENIENCE YOUNG / Haruka Takahashi / Jazz Chen / Kohei Mizuno / Maja Malmcrona / Maki Imoto / Marta Ravasi / Reiko Kinoshita / Saki Matsumura / Satoshi Someya / Shimpei Yoshida / Umi Iwase / xorium / Yu Kawahara / Yuka Mori / Yuka Nishihisamatsu / Zhang Pingcheng
Gallery
Eunoia / GALLERY crossing / hide gallery / Kazuya Sakata / LAD GALLERY / Pause One
◾️ NAR
NARとは、EunoiaとPause Oneが共同で主体となり運営するアートプロジェクトです。
近年、現代アートの世界的な盛り上がりがあり、国内外のアートシーンで様々な展覧会やアートフェアが増え、メジャーなイベントは今なお強い存在感を示し続けています。その一方で、中小規模の展覧会やアートフェアなどは依然として厳しい状況にあり、それはギャラリーやアートフェアのみならず、アーティストにも影響を及ぼしています。アートシーンの中心でポピュラーな存在となり得たものたちは輝きを増し、シーンの中心に目を向けざるを得なくなるにつれ、オルタナティブな存在は霞の中にある状態と言えるでしょう。情報過多な社会の中で、後世に残るものがマーケットの中心にいるもののみだとしたら、あるいはアートの可能性を自ら狭めているのではないか。アートとはもっと広がりのある、自由な存在ではないのだろうか。
私たちはこのような課題を共有し、よりフラットなフォーマットを作り出すことを目指し、このプロジェクトを立ち上げました。私たちは既存の大きなシステムに捉われることなく、インディペンデントな存在であり、フラットな存在であり続けることを目指しています。
◾️ 周縁の距離 / Distance of the Rim
NARのコンセプトをベースにしたエキシビジョン形式のフェアとして「周縁の距離 / Distance of the Rim」を開催します。6つのギャラリーが東京に集い、それぞれが推薦するアーティストの作品を展示します。
会場となるBUoYは元銭湯と元ボーリング場をコンバージョンしたオルタナティブスペースであり、私たちが目指す新しいアート展示を提案する会場となります。300㎡を超えるスケルトンな空間を持つB1Fでは、アーティストの大型作品やインスタレーション作品を中心に展示をおこないます。ここでは、それぞれのギャラリストがセレクトしたアーティストの作品をそのまま展示するのではなく、フロア全体をディレクションして新しい構成で展示させていただきます。複数のアーティストの作品が組み合わさり、ホワイトキューブではない展示環境で作品を鑑賞することによって、これまでとは異なる鑑賞体験を提供します。また、フラットな白壁をベースにした2Fのフロアでは、よりコレクションにフィットした作品を中心に展示し、鑑賞者が身近に楽しめるアート作品を提案します。
これらの異なる特色を持つ2つのフロアでの展示を組み合わせることで、よりオリジナリティのある展示イベントとしてNARが新しい価値を提案します。
アップサイクル・アニマルズ
Dates | 9/6 Fri. - 9/29 Sun.
Open | 10:00 - 20:00
Venue | PLAT UMEKITA GALLERY / IDEA LAB.
主催/企画プロデュース/キュレーション | TOPPAN、PLAT UMEKITA企画編集室
展示ディレクション | Pause One
アーティスト | 本濃研太、kajii
2024年9月、大阪梅田にグラングリーン大阪が開業します。その中心にあるうめきた公園に面した施設として”PLAT UMEKITA”がオープンします。PLAT UMEKITAは、公園やまちを知るインフォメーション、アイデアや仲間がみつかるリビングラボ、そして体験や共創がうまれるギャラリーとして、みんなでつくる未来のための遊び場です。
この度、PLAT UMEKITAで開催するこけら落としの展覧会「アップサイクル・アニマルズ」を開催します。
本展はPLAT UMEKITAが定期的に開催する「あたらしい価値観を楽しい体験に変換する=エシカルテインメント」自主企画展の第一弾です。
「アップサイクル」をテーマに、ダンボール、木材、日用品などの廃材を活用して制作された動物彫刻、楽器類やコンポスターを組み合わせ、動物園に見立てた体験型インスタレーションと、期間中に開催されるさまざまなワークショップで構成されます。
ひとりひとりの人間のクリエイティブなアイデアやほんの小さなアクションが、モノに新たな価値を与えていく。そしてそれが動物の住む環境や世界全体の資源循環に大きく影響することを、おとなもこどもも遊びながら実感できる企画です。
[Artists]
本濃研太
彫刻家。ダンボールで成形し、アクリル絵の具で着彩した”ダンボール彫刻”を中心に活動。ギャラリー、美術館、芸術祭などでの作品発表や、商業施設のディスプレイや演劇、舞台美術等も手がける。
kajii
クマーマと創(そう)のユニット。「音楽と楽器をもっと身近に」という願いから、 170種類以上の日用品楽器を創り出し音楽を奏でる。日用品から飛び出す音楽が絶賛され、多数のテレビ番組に出演。